Wake on LAN で省エネ、消音

事務所内で開発用サーバに利用しているPCは、毎日誰かが利用しているわけじゃなく、必要な時だけ起動する感じだ。
担当が必要な時にスイッチを入れてサーバを起動し、席に戻って利用しているが、席を立つのが面倒だ。
開発用のサーバの一つにUbuntuがあるけど、それをWake on LAN(WOL)で立ち上げて、席から離れずにスマートに利用するように設定した。
もちろんVPNで利用するときなんかは非常に楽になるしね。

Wake on LAN(以下WOL)

マジック・パケットという特別な信号を送信して、PCを起動させる機能。
PCがWOLに対応している必要があるが、2000年以降のPCであれば対応しているのが大半であるようだ。
BIOSの設定で機能をオンにしてからの話。

対象となるPC

起動されるPC(Ubuntu)

WOLの設定や変更を行うために必要なソフトウェア、ethtool をインストール。
sudo apt-get install ethtool

以下コマンドで現在の状況を確認する。
【Wake-on: g】となっていればWOLを利用できる状態。

sudo ethtool eth0

WOLで起動させるときに、MACアドレスが必要になるからここで調べておく。

ifconfig

起動させるPC(Windows 7)

非常に簡単。
フレンドコンピューターの【WOL Controller】を使えば一発。
ほぼ何も考えずに進められた。
ブロードキャスト・アドレス、起動されるPCのMACアドレスがわかればOK。

手順

画像①
画像②
画像③

画像①の +(プラス)にL(エル)が乗っているアイコンをクリック。
画像②のダイアログで、グループ名とブロードキャスト・アドレスを入力。
画像③の画面で、コンピューター名とMACアドレスを入力し、上の矢印アイコンでマジック・パケットを送信。

フレンドコンピューター
http://www.friend-computer.biz/business/soft/WOLController/WOLController.html

まとめ

本当に簡単に設定できたな。
これで少しでも電気料が安くなればいいし、必要ないときは落としておくことで、グオングオンいう音がなくなって嬉しいかも。
まぁ音なんか仕事してりゃ気にならんか・・・電話するときくらいか、邪魔なのは。

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