PR-400NEの設定と内向きDNSの設定

いろいろと事務所でテストを行うのに、内向きのDNSがあると非常に便利だったりする。
簡単なテストだったり、勉強中なものを練習したりね。

小さな小さな事務所なので、一般家庭と同じフレッツ光を契約しているのだけど、このルーターがちょっとわからなかった。
ルーターはPR-400NEだ。
ルーターの設定と併せて、内向きDNSを設定してみることにした。

環境

PR-400NEの設定

IPv4の場合はちょっと癖があるみたい。

DNS設定

LAN側のDNSサーバアドレスを設定します。
【詳細設定】->【DNS設定】

「プライマリDNS」にDNS、Webサーバのアドレスを入力。
「192.168.22.4」となるね。

ページ最下部の「設定」をクリックしておきます。

静的ルーティング設定

静的ルーティングエントリを設定します。
【詳細設定】->【静的ルーティング設定】

適当なエントリ番号の「編集」をクリックして、詳細画面に移動します。
何もないから「01」をクリックしておきます。

静的ルーティング設定 エントリ編集

静的ルーティングエントリを設定します。
【詳細設定】->【静的ルーティング設定】->【エントリ編集】

以下のような感じに入力すれば問題ないかね。

ページ最下部の「設定」をクリックしておきます。

再び静的ルーティング設定

「エントリ番号」にチェックを入れて、ページ最下部の「設定」をクリックしておきます。

そして、画面左の「保存」をクリックして反映しておきます。

内向きDNSの設定

UbuntuでDNSサーバを構築します。
以下ページを参考に作業をしました。
ほとんどそのままなんだけど、多少違いがあったのでまとめてみます。
自宅LANで内向きDNSを構築

bind9のインストール

# apt-get install bind9

ゾーンファイルを追加

「/etc/bind/name.conf.local」に設定を読み込むようにする。
「/etc/bind/name.conf.local」を以下のように設定する。
//
// Do any local configuration here
//

// Consider adding the 1918 zones here, if they are not used in your
// organization
//include "/etc/bind/zones.rfc1918";

include "/etc/bind/zones.test"; // 追記
「/etc/bind/zones.test」を作成。
zone "22.168.192.in-addr.arpa" {
  type master;
  file "/etc/bind/db.22.168.192";
};

zone "test.local" {
  type master;
  file "/etc/bind/db.test.local";
};
「/etc/bind/db.test.local」を作成。
$TTL    86400
@       IN      SOA     test.local. root.localhost. (
                         150501         ; Serial
                         604800         ; Refresh
                          86400         ; Retry
                        2419200         ; Expire
                         604800 )       ; Negative Cache TTL
;
        IN      NS      db
db      IN      A       192.168.22.4
www     IN      A       192.168.22.4
router  IN      A       192.168.22.1
「/etc/bind/db.22.168.192」を作成。
$TTL    86400
@       IN      SOA     db.test.local. root.localhost. (
                         150501         ; Serial
                         604800         ; Refresh
                          86400         ; Retry
                        2419200         ; Expire
                         604800 )       ; Negative Cache TTL
;
@       IN      NS      db.test.local.
1       IN      PTR     router.test.local.
4       IN      PTR     db.test.local.
4       IN      PTR     www.test.local.
bind9を再起動して作業は完了です。
# /etc/init.d/bind9 restart

まとめ

簡単に設定できました。
これでどんなテストでも迷惑をかけずに、事務所内でみんなでワイワイとテストができます。

自宅LANで内向きDNSを構築 が本当に良くできていて助かりました。

内容に問題があったら(パクリじゃねーかとか、間違えているじゃねーかとか)ご指摘をお願いいたします。

Exit mobile version